IDC 2017年第3四半期の高速IJプリンタ出荷金額は20億6,000万円
IT専門調査会社IDC Japanは、国内プロダクションプリンター市場に関する2017年第3四半期の実績を発表した。これによると、プロダクションプリンターの出荷金額は60億8,000万円で前年同期14.6%減少した。
プロダクションプリンター市場は縮小しているものの、高速インクジェットプリンター出荷金額は前年同期比67.7%増の20億6,000万円となり、プロダクションプリンター市場の3分の1を占めるまでに成長した。プリンターベンダーはオフィス市場の成熟化により成長が鈍化しているため、プロダクションプリンター市場にフォーカスしているが、中でも高速インクジェットプリンター市場は、技術やインクの開発が継続して行われているため、今後の成長が期待される。