HP 軟包装デジタル印刷機ユーザーの生産量が3倍に、2020年末に52台稼働へ
HP Inc.(以下「HP」)と、HP Indigoデジタル印刷機で全ての軟包装を印刷するePac Flexible Packaging(米国/以下「ePac」)は、2020年初頭に世界中で稼働しているePacの『HP Indigo 20000デジタル印刷機』による生産量で新記録を更新したと発表した。
ePacは2016年5月に1台の『HP Indigo 20000デジタル印刷機』で設立し、急成長している。主要市場は、コーヒー、ペットフード、栄養補助食品、スナック、健康・美容、有機食品、チーズと乳製品、菓子、ジャーキー、ベーカリー製品など多岐にわたる。2019年には世界展開に備え、24台の『HP Indigo 20000デジタル印刷機』を追加発注。HPにとっても過去最大のパッケージソリューションの受注となった。ePacの数年間の投資額は、ハードウェア、消耗品、サービスを含めると1億ドル以上と評価されるという。
2020年には北米、ヨーロッパ、アジア地域で事業を拡大する予定。現在、中小企業を中心に6,000を超える顧客にサービスを提供し、小ロット、中ロット、大ロットを問わず、10~15営業日での納期を約束している。
過去1年間に顧客が倍増し、2020年1月には、HP Indigoデジタル印刷機を設置している10拠点での生産量がB1サイズ換算で2,000万B1インプレッション(B1サイズ1色あたりの印刷量)を超える新記録を達成。昨年の1月と比較して、生産量は3倍になった。2020年末までにはグローバル事業を拡大し、20ヵ所の拠点に合計52台の『HP Indigo 20000デジタル印刷機』を設置、運用する予定。