HOPEは1993年から北海道地区の印刷産業に最新情報を提供する場として開催されており、2016年にHOPEに改称されて“情報発信と学びの場”として、ハードとソフトの両面から印刷産業を見据える位置づけを明確にした。前年は新型コロナウイルスの感染対策の上で2年ぶりに実施。今回も同様の感染対策が敷かれる。

今回は、“INSATSU未来トランスフォーメーション”をテーマに36の企業・団体が展示会・セミナーに出展・出講。新しい印刷産業へ“リ・デザイン”すべく、展示会場では最新の印刷関連機器、資材、サービス、商材が提案される。また、基調講演やセミナーでは、印刷産業の方向性、技術情報、ビジネス情報を発信する。

初日の基調講演では、全日本印刷工業組合連合会の滝澤光正会長が「DXによる新たな価値創出」を演題に、印刷産業におけるDX（デジタルトランスフォーメーション）の必要性や全印工連が開発したDXプラットフォームシステム『DX‐PLAT』などを説明する。

このほか、会期中はセミナー5セッション、テクニカルセミナー1セッションが予定されている。事前予約は8月31日(水)。