HDF21全国合同地区大会 ドイツの産業改革『インダストリー4.0』学ぶ

ハイデル・フォーラム21(HDF21)の第18回全国合同地区大会・高付加価値セミナーが、9月10日、東京都港区の品川プリンスホテルアネックスタワーで開催された。

ベッコフオートメーションの川野社長による講演では、ドイツの国家戦略インダストリー4.0が紹介された
ベッコフオートメーションの川野社長による講演では、ドイツの国家戦略インダストリー4.0が紹介された

全国地区大会は3部構成で行われ、第1部のHDF21第19期事業報告に続き、第2部は「第4次産業革命インダストリー4.0の全貌」をテーマに、ベッコフオートメーション㈱川野俊充社長が講演。第3部では「生産効率の高いスマートファクトリーの実現が製造業の未来を変える」をテーマにパネルディスカッションが行われた。

川野社長は講演で、現在ドイツが国家戦略として進めている産業改革『インダストリー4.0』について紹介し、産業の付加価値を見出し、いかにして競争力を高めていくかを目指したものであることを解説した。

スマートファクトリーの実現をテーマにパネルディスカッションも開催(左からハイデルベルグ・ジャパンの水野社長、ジャパン・スリーブの岡部顧問、クイックスの岡本社長、ベッコフオートメーションの川野社長)
スマートファクトリーの実現をテーマにパネルディスカッションも開催

パネルディスカッションでは、㈱ジャパン・スリーブの岡部篤顧問、㈱クイックスの岡本泰社長、ベッコフオートメーションの川野俊充社長がパネラーとなり、コーディネータ役をハイデルベルグ・ジャパン㈱の水野秀也社長が務めて、インダストリー4.0の話題から、各社が行っている印刷現場の改善への取組みや、今後の生産工程の効率化、進化への取組みなどについて議論した。

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