Global Graphics HYBRID SOFTWAREグループの買収を提案
Global Graphics PLCは本日、Congra Software S.à r.l. (Congra)とHYBRID Software Group S.à r.l. (HYBRID Software)の発行済み株式資本全体の買収提案に関する拘束力のある条件付き契約を締結したと発表した。
HYBRID Softwareは、グラフィックアート業界向けのエンタープライズソフトウェアにフォーカスしているソフトウェア開発およびマーケティング会社のグループで、ラベルとパッケージ向けに製品を提供している。HYBRID Softwareはルクセンブルクで登記されており、ベルギー、ドイツ、イタリア、フランス、米国に子会社がある。
HYBRID Softwareの2つの主要な製品ラインであるCLOUDFLOWとPACKZは、ネイティブPDFワークフローと編集、バリアブルデータのリンクとインポジション、業界標準に基づくベンダーに依存しないソリューション、スケーラブルなテクノロジー、総所有コストが低いなど、ユニークな利益のセットを提供する。これらの製品は、ラベルやパッケージ、折りたたみカートン、段ボール、ワイドフォーマットなど、プリプレスと印刷のすべての分野で世界中の1,000を超える顧客で使用されている。
買収の対価は8,000万ユーロ。2,107万4,030のグローバルグラフィックス株式をCongraに発行することで完全に満たされる(対価株式)。Congraに発行される対価株式の数は、条件付き契約に署名する前の過去30取引日のそれぞれについて、グローバルグラフィックス株式あたりの終値の出来高加重平均に基づいて計算。暗黙の対価1株当たりの価格は3.80ユーロとなる。 買収が完了した後、Congraへの対価株式の発行に伴い、グローバルグラフィックスにおけるCongraの総保有株式数は、グローバルグラフィックスの拡大発行済み株式資本(自己株式を除く)の82.16%になる。買収は、他の慣習的な条件の中でもとりわけ、2021年1月8日に開催される次回グローバルグラフィックス総会での株主決議の可決を条件としている。