FFGS ファインジェットプルーファー 『PRIMOJET SOFT-S』をバージョンアップ
富士フイルムグローバルグラフィックシステムズは、デジタルプルーファーのデファクトスタンダードとして広く活用されているファインジェットプルーファー『PRIMOJET SOFT-S』の新バージョン(V6.0)を、1月から発売する。
様々な印刷物で納期やコスト面の要求が厳しくなっている昨今、制作工程では色校正の効率化が重要な課題の一つになっており、ムダなやり取りを削減するために、印刷見本として信頼できるプルーフが求められている。また、Japan ColorやJMPAカラーなどの業界標準色の運用にも、高い再現精度と安定性を備えたプルーファーが欠かせない。『PRIMOJET』は、こうしたニーズにこたえる、信頼性に優れたDDCPとして、定評を築いてきた。
標準タイプ『PRIMOJET SOFT-S』は、今回のバージョンアップで新プリンター『PRIMOJET PRINTER 8050/6050』(EPSON SC-P 8050/6050)にいち早く対応。1bit TIFF出力による高い信頼性、“平均⊿E<2”の優れたカラーマッチング精度を継承し、演算処理速度を約1.4倍に向上させたほか、ジョブチケット機能の追加により、ページ設定の自在性を高めるなど、作業効率化に貢献するべく機能アップを図っている。さらに、新プリンターでは、ブラックインクの濃度アップ、濃淡ムラ・面内色差の改善などにより再現品質のさらなる向上を実現した。
同社ではより高いカラーマッチング精度を持つ『PRIMOJET SOFT-XG』も、新プリンターとの接続が可能な新バージョンのリリースを近日中に予定している。