FFGS・ミューラー 日経印刷の無線綴じライン「アレグロ」の見学会~セット替え平均13分
富士フイルムグローバルグラフィックシステムズとミューラー・マルティニ ジャパンは11月28日、東京都板橋区の日経印刷グラフィックガーデンで、「最新無線綴じライン『アレグロ』見学会」を開催した。
見学会では昨年6月に導入したミューラー・マルティニの無線綴じラインを見学。平均13分というジョブ替え時間による多品種・小ロット対応の生産現場を体感した。
アレグロはモーションコントロール方式を採用し、各ユニットが独立駆動する。ブックセンサーにより計測した表紙や本身のサイズのデータが機械に送られ、自動でセットを調整する。今年のdrupa2016ではデジタル印刷対応機が発表されている。
見学会ではアレグロの機能が紹介されるとともに、日経印刷製本部から導入の経緯や効果が説明。その後、実機の稼動状況を見学した。