FFGS、高速インクジェットワイドフォーマット を発売
富士フイルムグローバルグラフィックシステムズは、サイン・ディスプレイやPOP、モックアップなどの用途向けに、最大60㎡/時の高生産性と多彩な機能をあわせ持つワイドフォーマットUVインクジェットプリンター「Acuity Advance Select HS 5006」「Acuity Advance Select HS X2 5226」を発売した。「Acuity Advance」は、従来国内で「LuxelJet」として販売してきたシリーズを、ワールドワイドでブランド統合した新名称。今後、同機種のラインアップは、「Acuity Advance」シリーズとして販売する。
新製品は極めて高い生産性と多彩な表現力、多様なメディアへの対応力をあわせ持ち、ユーザーの多種多様な要望に対応。標準機比較で1.8倍の高生産性を実現した。また、光沢度の高いクリアインクでのスポット・ニスコーティングにより、高い表現力を持つ製作物を出力できる。ホワイトインクのダブルヘッド印刷で従来と同じ作業時間で高濃度な白打ち処理が可能。加えて、業界トップクラスの延伸率を持つ「Uvijet KVインク」の使用により、立体POP、自動販売機のダミー缶、自動車内装部品などの小ロット製作物の作成にも活用できる。
フラットベッドサイズは1,250×2,500㎜(HS 5006)、2,500×3,050㎜(HS X2 5226) 。5段階の幅広い出力モード、バリアドット方式による高画質プリント、フラットベッドとロール方式に対応する。用途に応じてKOインク(標準)・KIインク(柔軟)・KVインク(高密着・延伸)・KNインク(クリア)を使い分けることができる。