DSF 2021年総会をリアル&ネットのハイブリッドで開催、新ショールームも見学
富士ゼロックスユーザーによるドキュメント・サービス・フォーラム(DSF)の2021年総会が、2月10日、富士ゼロックス中野坂上事業所とオンラインによるハイブリッド形式で行われた。
総会は冒頭、DSF会長を務める白橋明夫氏と、富士ゼロックス取締役専務執行役員の真茅久則氏による開会挨拶で始まった。白橋会長は、昨年度はコロナ禍に翻弄された1年だったと語ると共に、年末年始に聞いた印象的だった言葉として、「コロナ禍の7カ月間は準備期間をもらった。あとはそれに沿って動くだけ」と語った経営者がいたことと、ある金融の人からは「厳しい中で頑張ってこられたと思うが、昨年1年で企業の差がついているのではないか」という言葉だったことを紹介。現在、アフターコロナに向けて準備ができていない企業にとっても、まだコロナ禍が明けていないとして、「企業にとって、この1年は大切な1年になるだろう。アンテナを伸ばし、色々な情報から各社で生かせるものを推進力としていかなければならない。DSFの研究会では様々な展開をしている。有意義に活用していただきたい」と呼び掛けた。
続いて、2020年会計報告・予算計画案の発表、2020年活動報告および2021年度活動計画、活動の主題となるビジネス研究会チームメンバー選定と新テーマを紹介した。続いて、各ビジネス研究会による分科ミーティングを行ったあと、各研究会から新年度活用予定についての発表が行われた。
なお今年もDSFでは、「ODPグラフィック研究会」「デジタルマーケティング研究会」「人材(人財)育成研究会」「ワークフロー研究会」の4つの研究会と、学びの会である「経営者の会」、拡大文字による教材を寄贈する「社会貢献活動」を行っていく。
DSF総会の後には、富士ゼロックスの中野坂上事業所に移転したショールーム「グラフィックコミュニケーションサービス東京」も見学した。ショールームには富士ゼロックスのプロダクションプリンターだけでなく、ビジネスを示唆する数々の出力見本が並んでいるほか、DSFメンバーによる事例を展示する棚も設置されている。