DNP フォトメディアの梱包材を紙に変更しCO₂排出量を約69%削減、業界初となる取り組みへ

大日本印刷株式会社(DNP)は、昇華型フォトプリンター向けに製造するフォトメディア(インクリボン・用紙等)を保護する梱包材をプラスチックから紙に切り替える。

この取り組みは昇華型熱転写方式のフォトメディアで業界初めての試みで、梱包材由来のCO2排出量を約69%、年間約45t削減する。また、紙を用いた簡易梱包にすることで、開封作業の簡便性を向上。より小さいダンボール箱での梱包について設計するなど、物流の効率化や、保管場所の省スペース化なども可能になる。

切り替えに当たっては。フォトメディアの梱包用に、DNPが独自設計した機械を導入して自動化することで、プラスチックと同じ品質とリードタイムを実現した。

この切り替えは、日本で生産するフォトメディアに2024年5月から適用し、その後、海外生産拠点へ順次展開する。

DNP製のフォトメディアを紙で梱包したイメージ(奥:用紙、手前:インクリボン)

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