DNP VRで“手に取っているかのように”作品を鑑賞

各作品のバーチャル展示ルーム
各作品のバーチャル展示ルーム

大日本印刷(DNP)は、ヘッドマウントディスプレーを装着して、VR(Virtual Reality:仮想現実)の空間に作られた仮想の美術館で、彫刻などの立体作品や絵画を手に取っているかのように鑑賞できるシステム「DNP Virtual Gallery(バーチャルギャラリー)」を開発した。同システムは、動画や360度鑑賞できるパノラマVRに加え、鑑賞者がVR空間で気に入った絵画などの複製を購入できる機能も搭載している。

美術館や博物館では一般的に、作品から一定の距離を置いて鑑賞するが、DNPバーチャルギャラリーのVR空間では作品を実際に手に取っているかのように間近で鑑賞でき、ディテールも含めて楽しむことが可能。ギャラリー内では絵画のほか、彫刻などの立体物、動画やパノラマVRなども楽しむことができる。バーチャル展示ルーム1フロアあたりに展示できるのは10作品だが、フロア数を増やすことで、大量の作品も展示できる。

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