DNP 泉崎工場(福島県)で太陽電池用封止材の生産能力を2倍に増強、再生可能エネルギーの需要拡大に対応

大日本印刷株式会社は、太陽電池の電極やセル等を保護する封止材の生産能力を2023年比2倍に増強する。投資額は約30億円で、2025年内に稼働させる予定。

近年の太陽電池の世界市場は、年平均10~20%で伸長しており、2030年には世界の累計設備容量が5.5テラワット規模となり、世界の電力量需要の約12%を太陽光発電が占めると予測している。

DNPは2005年から、泉崎工場(福島県西白河郡)で太陽電池用の封止材を生産している。

今回、この生産能力を増強することにより、脱炭素社会の実現に向けた、世界各国・地域での再生可能エネルギー(太陽電池等)導入の加速に対応していく。

今回DNPは、世界的な太陽電池の需要拡大に対応するため、泉崎工場の封止材の生産能力を従来の約2倍に増強する。

泉崎工場外観
太陽電池の基本構造

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