DNP 助けあいアプリ「May ii」を活用した“心のバリアフリー”を促進する研修プログラム提供
大日本印刷は、ミライロと連携し、国内の各地域における共生社会の実現に向けて、住民同士が多様性を理解してお互いを思いやる「心のバリアフリー」を推進する研修プログラムの提供を開始する。
多くの企業の接遇研修等で採用されているミライロ提供の「ユニバーサルマナー検定3級」と、DNPが開発したスマートフォン向け助けあいアプリ「DNPソーシャルアクションサービス May ii(メイアイ)」を組み合わせ、研修受講者の意識変化といった手応えを明確に把握して、効果の拡大につなげていく。すでに2020年に、札幌市と福岡市へ本プログラムを提供した実績があり、この時のノウハウなどを活かし、今回、本格的なサービスとしてスタートする。
DNPが2019年から企業や自治体等へ提供している「May ii」は、街なかでの移動に困って手助けを求める人と、そうした人を手助けしたい人をつなげるアプリ。今回は研修受講者の実践的な行動をデータとして取得する。
「心のバリアフリー」研修プログラムのサービスの特長は、障がいのある講師が当事者ならではのこだわりと発想のもとで監修しており、支援を受ける人に本当に喜ばれる細やかな配慮を受講者が身につけられるカリキュラムとなっている。受講者に対して、研修のおさらいと学んだことを実践するミッションを配信。助け合いの行動を促進するアプリ「May ii」を活用して、学習した知識とスキルの向上や継続的な行動を働きかけていく。
またアンケートだけでなく「May ii」のアプリ利用ログも集計し、研修の成果として、受講者の意識および行動の変化といった効果を数値データとして自治体等に提供する。