DNP サステナビリティ・リンク・ファイナンスフレームワークを印刷業界で初めて策定、資源循環率向上も指標に、環境目標達成に向けて資金調達体制を強化

大日本印刷株式会社(DNP)は、環境課題の解決に向けて活動するための資金調達の手段として、サステナビリティ・リンク・ファイナンス・フレームワークを策定した。

サステナビリティ・リンク・ファイナンスとは、サステナビリティ・パフォーマンス・ターゲット(SPTs)を達成することを奨励するローンを指す。同フレームワークはDNPがサステナビリティ・リンク・ファイナンスを実行するための枠組み。DNPは今後、同フレームワークを活用した資金調達を通じて、温室効果ガス(GHG)排出量(Scope1)削減や資源循環率向上の取り組みを加速する。

同フレームワークは、国際資本市場協会(ICMA)が定める「サステナビリティ・リンク・ボンド原則2024」、ローン・マーケット・アソシエーション(LMA)等が定める「サステナビリティ・リンク・ローン原則2023」などの各種原則・ガイドラインに基づき策定した。

また、株式会社格付投資情報センター(R&I)から、諸原則に適合する旨の第三者評価(セカンドオピニオン)を取得している。また、ストラクチャリング・エージェントとしてみずほ証券株式会社から同フレームワーク策定等に関する支援を受けている。

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