CCC 「MADURO ONLINE」とベクトルが協業し、生成AIによる記事入稿システムを開発

カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社(CCC)と、株式会社ベクトルは、AIによる記事入稿システムの共同開発において協業する。
今回の協業により、CCCが運営するライフスタイルWebメディア「 MADURO ONLINE 」と、ベクトルが運営するWebサイト構築CMS「Clipkit(R)(クリップキット)」を連携させ、商用Webメディアとしては初めてとなる生成AIオートメーションシステムを共同で開発する。

「MADURO」は、2014年に雑誌として創刊し、2018 年からはオンラインメディアとして、アウトドア、クルマ、ファッション、リゾートなど、主に男性をターゲットとしたジャンルに特化した情報を発信する男性ライフスタイルマガジン。現在「MADURO ONLINE」は、30~40代を中心としたアクティブな男性に支持されている。
一方のベクトルは、「いいモノを世の中に広め人々を幸せに」というビジョンのもと、Webサイト構築CMS「クリップキット」の自社開発および販売を手掛けている。「クリップキット」は、Webデザインの自由度の高さ(HTML/CSS/JavaScriptの編集が可能)とコンテンツ更新に容易性を併せ持ったWEBサイト構築CMSで、日本発のクラウド型(SaaS)・サーバインストール型(オンプレミス)で利用可能なRuby on Railsで開発されたもの。

今回手掛ける生成AIオートメーションシステムでは、「MADURO ONLINE」が人の手作業による入稿作業を、一部生成AIを用いて「クリップキット」と連携することで、入稿プロセスを短縮、多言語化し、従来よりも日本発信の情報を世界中の読者ニーズに応えようとするものになる。
両社は今後、この生成AIオートメーションシステムを自社以外への展開を進めていく予定としている。

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