ＡＪＣ株式会社は、枚葉機、オフ輪、シール・ラベル、フレキソ、ビジネスフォーム、デジタル印刷の高出力ＬＥＤ-ＵＶ乾燥システムの新製品「ＵＶ　ＬＥＤ　ＴＥＫ」、ＡＭＳ社製ＬＥＤ-ＵＶ乾燥システム、ランブリック社製ＬＥＤ-ＵＶ乾燥システムを出展する。またインキテのスト機を設置してＬＥＤ-ＵＶのインキ乾燥テストを会場で行う。特に乾きずらい墨と藍の乾燥テストでＬＥＤ-ＵＶ乾燥装置を実証する。

高出力ＬＥＤ-ＵＶシステムは、ＳＤＧｓやCO2削減により更に環境への関心が高まる中で同社ではＬＥＤ-ＵＶへの移行すを推進し、ＳＤＧｓへ推進やＥＧＳ投資、CO2削減による取り組みに貢献する。

ＩＧＡＳ2022で発表される「ＵＶ　ＬＥＤ　ＴＥＫ」は既設の印刷機に後付けが可能で、品質向上とコスト電力消費量を大幅に抑え、コスト削減を実現する。ＵＶ　ＬＥＤ　ＴＥＫは、光源から紙面までの距離が１００㎜の位置で20W/m2以上の高出力でインキが乾燥する。印刷後は後工程にすぐ出荷でき、乾燥で必要としていたスペースを解消する。

ＵＶランプと比較して消費電力は約70％削減する。半導体チップのＬＥＤ-ＵＶはＵＶランプ方式と比較して約10倍長持ちし、換気ダクトも不要で一部のチップが壊れた場合も、チップのみ交換できる。

ＩＧＡＳ2022では枚葉印刷機、オフセット輪転向けの菊全１０５０㎜幅、波長３８５㎜±10nn水冷方式「ＵＶ　ＬＥＤ　ＴＥＫ」とシールラベル印刷機、ビジネスフォーム印刷機向けの高出力・空冷式・水冷式の「ＵＶ　ＬＤＥ　ＴＥＫ」を実演。会場ではユーザーのＵＶインキを使った乾燥テストを行う。

ＡＪＣの関社長は「これまでオフ輪、枚葉印刷機で後付けを多く行って実績を重ねてきた。最近はパッケージ印刷でも枚葉８色機にＬＥＤ-ＵＶ乾燥装置を設置し順調に稼働しており、パッケージ印刷でもＵＶ　ＬＥＤ　ＴＥＫの強力なパワーが評価されている。会場でテスト機を設置してテストを行い、乾燥システムの威力見ていただきたい」と語っている。

ＵＶ　ＬＥＤ　ＴＥＫ社は、中国・武漢の中国最大級のＬＥＤ-ＵＶのリーディンカンパニーで中科技大学や光電国家ラボや光電工技術研究所と共同で開発を進め光技術に関して数々の特許を保有。枚葉印刷機、オフセット輪転機、フレキソ、スクリーン、シール、ラベル、デジタル印刷機に多くの搭載実績がある。