【page2022レポ】日本アグフア・ゲバルト 『Sublima+ Contest2021‐2022』の受賞作品展示中
日本アグフア・ゲバルトが主催する『Sublima+ Contest2021‐2022』の受賞作品が、2月4日まで東京・池袋のサンシャインコンベンションセンターで開催中のpage2022の同社ブースに展示されている。
同コンテストは2004年にスタートし、高精細スクリーニングSublimaをはじめとしたアグフア製品を活用した作品を表彰している。印刷技術や企画・提案、影響力、独自性の4つの観点から審査される。今回の審査会は2022年1月12日に業界識者により行われた。
各部門の金賞は次の通り。
【写真集・冊子部門】
株式会社サンエムカラー『植物図鑑 ENCYCLOPEDIA OF FLOWERS Vol.V』
<受賞企業コメント>
前回に引き続き同じタイトルの印刷物を受注。本作品で5巻目となった。出版社に対して複数回のバラ校正にて色調を提案した。版によってインクの固さやブランケットを変えて印刷する必要があり苦労したが、クライアントからも史上最高の出来栄えと高評価をいただいた。
【カレンダー・ポスター部門】
秋田活版印刷株式会社 『東北DCを見据えた誘客ポスター20種(秋田県)』
<受賞企業コメント>
秋田県の魅力を高精細印刷で表現。全国的に人気の「秋田犬」をテーマに、秋田県内観光地を紹介するサイズ(B1判・4C・Sublima340・マットコート紙・四六判135kg)、印刷枚数 春5種類、夏秋冬(1,100枚×5色=5,500枚)合計22,000枚制作。四季折々の色使いが綺麗に再現されているとクライアントからも満足の声をいただいた。
【販促・PR部門】
富沢印刷株式会社 『ぎぞらーず/はがせるテーブル』
<受賞企業コメント>
富沢印刷の独自技術とデータ設計で開発された偽造防止印刷「ぎぞらーず」をギフトショーにて出展するための製作。来場者に足を止めてもらうためインパクトある商品づくりにこころがけた。デザイン、天のり4,800枚の製本、側面のシール貼り。職人さんの技術が素晴らしく、来場者も足を止め、興味深く見ていた。
【インクジェット部門】
株式会社堀内カラー 『絵画複製』
<受賞企業コメント>
実際の絵画を見ながらどこが盛られているかどこを盛るのかを考えながら製作するのが大変であった。また、絵に残っている筆致の表現も難しく、ニス自体が全体にかかっている作品ではなかったので実物と見比べながら絵画が反射して光部分にだけニスをのせた。凹凸による立体感をぜひ触って感じてほしい。