【page2022】日本アグフア・ゲバルト ニューノーマル時代の課題に対応したソリューション

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アグフアブースイメージ
アグフアブースイメージ

日本アグフア・ゲバルト株式会社は、環境対応の現像レスサーマルCTP プレート、IT技術を駆使したクラウドワークフロー、無人化運転を支援・実現するソフトウェアをはじめとしたオートメーションシステムなど、生産性向上、付加価値向上に寄与するソリューション紹介する。

感染症のパンデミックにより、印刷業界でもテレワークなど「ニューノーマル」が動き出した。世界経済はコロナ前に比べ7割まで落ち込む「7割経済」となり、今後も急激なV字回復は難しい状況となっている。一方では、「SDGs」に関連する取り組みも積極的に行われている。page2022のアグフアブースでは、生産環境に応じたプレートや、クラウドを活用したワークフロー、ソフトウェア、付加価値向上のためのインクジェットソリューションなどを提案する。

【主な出展製品】

<AGFA Plate Solution>

印刷業界で唯一3つの処理方式のCTPプレートを提供できるアグフアでは、以下の製品を紹介する。

▽AZURA(アズーラ) 信頼と実績の検版できるガム洗浄方式の現像レスプレート。その独自の技術によってもたらされる水を絞った「速乾印刷」は印刷製造コストの削減から品質向上、また働き方改革の実現など様々なメリットをもたらす。小ロット、枚葉/輪転を問わず多くの印刷会社に最適。

▽ADAMAS(アダマス) アズーラのガム洗浄方式を受け継ぎながら、アグフア独自の新たなテクノロジーにより高耐刷・高生産を実現する全く新しい現像レスプレート。品質安定とUV耐刷を両立したい印刷会社に最適。

▽ECLIPSE(エクリプス) 機上処理タイプでありながら、高い画像コントラストを実現し、目視での検版が可能である現像レスプレート。機上処理方式の課題とされる印刷機の汚染も、塗布膜設計の最適化により最小限に抑える。

▽ENERGY ELITE(エナジー・エリート) 2層塗布構造技術により優れた耐薬品性能を持ち、バーニング処理を施すことなく高い耐刷性を持つ。湿し水、アルコール(代替品)とUVインキ、メタリックインキとの相性も良好。超ロングラン、高耐刷を必要とする印刷会社に最適。

<ファクトリーオートメーションシステム>

▽Expert Loader(エキスパート・ローダー) 一度に最大2,400版が搭載できるCTPパレットローディングシステム。今までのようにオペレーターによる頻繁な版の装填の必要がなく、無駄な労働力の排除、CTPの長時間無人運転から一人当たりの生産性を高める。頻繁な版の装填の重労働是正や版の梱包の廃棄物減少という観点でも注目。

▽Plate Transportation System(プレート・トランスポーテーション・システム) CTP出力後のプレートの版曲げから印刷機ごとの振り分けを自動化するシステム。これまで人を介していた作業を自動化することにより版キズや曲げミスなどの人為的ミスをなくす。

▽Robot Loader(ロボット・ローダー) 最新鋭のロボット技術を活用した自動化CTPを参考出品として紹介。Avalon N8向けのカスタムソリューションでロボットプレートローダーによるプリプレス工程の自動化と効率化が実現する。参考出品

<ソフトウェア>

▽APOGEE 12.2(アポジー12.2) プリプレスの効率化を強力に推進するアポジーの最新バージョンを紹介。アポジー12.2は、Adobe PDF Print Engine 5.7をいち早く採用し、Enfocus PitStop 2021など最新のコアテクノロジーを搭載した。多くのユーザーから要望のあった、最新のMacintosh環境でのアポジークライアントとアポジーインポーズなど操作環境を提供する。2022年4月提供開始予定。新製品

▽APOGEE CLOUD(アポジー・クラウド) 所有から利用に仕組みを変えた、業界初のクラウドワークフロー。プリプレスワークフローのクラウド化によって従来必要であった専用サーバーが不要になり、初期投資を抑えられる。サブスクリプションによる常に最新バージョンのワークフローとサーバーOSを利用することで、高いセキュリティレベルを維持することが可能。同様にセキュリティレベルの高いクラウドセンターに複数拠点のシステムを一元管理。ブースではユーザー事例や導入効果などを紹介。

▽APOGEE Drive(アポジー・ドライブ)

アポジー・プリプレスと連携可能なクラウド型ファイルストレージサービス。最新バージョンではアサンティやアムフォティスと連携が可能。

▽APOGEE Drive AutoPilot(アポジー・ドライブ オートパイロット) 「プリプレスのファクトリーオートメーション」を実現するクラウド製品。アポジーの機能拡張ツールで、円滑なプロダクションフローを実現する高いカスタマイズ機能を提供する。例えば、入稿された様々なファイル情報を読み取り、様々な条件や情報から各社のフローにあわせたプロセスを実行する。「アポジー・クラウド」や「アサンティ」とのAPI連動で、プリプレス工程の自動化を提供する。

▽Sublima(スブリマ) 導入成功率100%印刷会社の営業改革を実現する高精細スクリーニング。アグフアが主催している高精細印刷コンテスト「Sublima+コンテスト 2021-2022」の受賞作品をギャラリーで展示。

▽SPIR@L(スパイラル) 商業輪転印刷、新聞輪転印刷専用のスクリーニングで、サブスクリプションで提供される。独自の技術による新しいスクリーニングは、特殊なスパイラルで形成されており、輪転印刷によるドットゲインやインキ膜厚などをコントロールすることで、インキ削減を実現。アポジーインキセーブ機能と組み合わせることで、より高いインキ削減効果が得られる。参考出品

▽Amfortis(アムフォティス) パッケージ印刷向けワークフロー。JDFをベースとしたワークフローでPDFやAIファイルをサポートし、アポジー・プリプレスで培ったプリプレスの自動化やデータチェック機能を搭載。サブスクリプションで提供され、パッケージ印刷に必要な製版工程の自動化を支援する。ステーション番号やカラーバーなどのマークを一括管理し、条件による自動配置が可能。面付け工程では、CADデータを参照した絵柄データの自動配置、ネスティングなどの自動・手動の面付け機能などパッケージ印刷に必要な機能を多数搭載した。パッケージ印刷でのWeb校正・承認システムを機能拡張で提供する。従来のオフセット印刷に限らず、アグフアのワイドフォーマットインクジェットプリンターとの接続にも対応。参考出品

<ワイドフォーマットUVインクジェット>

▽ANAPURNA(アナプルナ)/JETI(ジェット・アイ) 1台でノベルティや大型サインに対応できる多機能UVインクジェットソリューション「ANAPURNA」シリーズや厚盛、ニス、プライマー機能搭載した高機能・高生産インクジェット「JETI」シリーズによる印刷サンプルを多数紹介。さらに生産性が向上したJETI TAURO UHS、ソフトサイネージ用インクジェット「AVINCI(アヴィンチ)」をパネル展示する。

▽ASANTI 5.2 アサンティ 5.2 ワイドフォーマットインクジェットプリンター向けの本格的ワークフローRIPの最新版を紹介。プリフライト、自動マーク配置、自動ネスティング、タイリングなどの機能に加えてカット機との連携機能を強化した。これらのデータ修正工程の自動化を進め、インクジェットプリンタの生産性を向上する。新製品

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