【page2018】岩通 ニューきりっ子を出展、 厚紙・色紙対応強化
岩崎通信機は2月7日(水)から10日(金)までの3日間、池袋のサンシャインシティで開催されるpage2018にマルチスリッタを標準搭載した高精度カードカッターの新製品『きりっ子 MC‐22T』を出展する。すでに各地の新春展示会に出展され、高い評価を得ており、pageでも小ロット・多品種の後加工機として注目される。
きりっ子シリーズは名刺・ハガキをはじめとした卓上タイプのカードカッター。オンデマンド印刷時代の後加工機として、小ロット・多品種の用途を中心に印刷業界でも幅広く導入されている。
新製品は最大用紙厚0.4㎜(350g/㎡)に対応するとともに、0.2㎜厚の用紙であれば100シート搭載可能な大容量給紙台を備えた。カットサイズは自由に設定することができ、スリッタユニットを交換せずにあらゆるカードサイズをカットすることができる。きりっ子MC‐01のスリットユニットを装着することができるほか、標準メモリの他にユーザーメモリで任意のカットパターンを10パターン登録することができる。
給紙部は給紙圧3段階、セパレータ圧4段階、セパレータ2種類付属で、きめ細やかな給紙調整が可能。上質紙、インクジェット紙、コート紙など様々な用紙の安定給紙を実現している。斜像調整機構では傾斜調整ダイヤルにより給紙台が回転して印刷曲がりを補正する。
用紙色は選ばない。同時プリントされたカットマークを高精度センサーとマイコン制御で赤色系、青色系、黄色系に対応するほか、黒紙は白マークでカット位置を自動補正する。プリント時に進行方向位置ずれが生じても指定位置を正確にカットする。『マーク読み取りON/OFF』と『黒マーク/白マーク』の切り替えも可能。
カットパターンは標準カットパターン(名刺10面、名刺ドブ10面、名刺ドブ8面)と、A4ワイドに対応したユーザー対応カットパターン。
カット速度は名刺100枚、約40秒(A4判10面付け送りドブ無し時)。
このほか会場にはデジタルカラーラベルプレス「any‐002」などを出展する。