凸版印刷、夏季懇談会で業績発表

10-1 凸版印刷㈱は7月9日、東京都千代田区の秋葉原本社ビルで夏季記者懇談会を開き、今期の業績と経営方針を発表した。2015年3月期の連結売上高は前期比0.3%減の1兆5,269億円、連結営業利益が14・4%増の408億円で三期連続の増益となった。
 金子社長は「グループを含めた構造改革の遂行、新事業と新市場の創出、グローバル事業展開を加速させて成長エンジンのスピードを加速させる」との方針を示した。紙とデジタルを融合する独自技術、ICT事業などを組み合わせたトータルソリューションを武器としてBPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)事業、セキュア、メディア関連事業を重点事業として推進する。またバリアフィルム事業では米国ジョージア州に新工場を着工、2016年3月から量産を開始しグローバル展開を加速する。

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