大阪府印刷工業組合は2月17日から18日、大阪産業創造館で、「印刷×SDGｓフェス2024～印刷産業がつなぐ持続可能な世界～」を開催する。同イベントは入場料・受講料無料。セミナーは事前申込制。

同イベントでは「見る・触れる・深める・感じる」をコンセプトに、MUDをはじめする印刷会社のSDGｓへの取り組みを展示やワークショップ、セミナーを通じて紹介する。

【展示コーナー】ではMUDとは、MUDの事例紹介、MUD認証各社の取り組み、MUD認証製品、MUDコンペティション受賞作品、カラーUDに関する展示、UDing対応マーキングフィルムのサンプルやアプリ等での実践実演、用紙メーカーによるSDGｓへの取り組みも紹介する。

【ワークショップ】
ピクトグラムの意味を学習できる「ユニカル」、名刺等に実際に点字を打つ「点字体験」、廃材を利用した力士ゴマで対戦する「とんとん相撲」、模擬紙幣の数を数えるゲーム「札勘」を体験できる。

【セミナー】
・「MUD概論」
印刷物をはじめとした制作物をデザインする時に、すべての人に情報を的確に伝えるために必要な「メディアユニバーサルデザイン」という考え方を分かりやすく解説する。

・「知ると楽しい文字(フォント)とSDGｓの話」
文字の選び方一つで伝わり方が変わり、情報が正しく伝わるかどうかはSDGsにもつながる。聞くと世界が変わって見えるかもしれない。知ると楽しい文字の話、「文字」をつくる専門の会社が解説する。来場者は、業界関係者、学生など2日間で1000人の来場者を見込んでおり、学生を中心に大人から子供まで楽しめるイベントとなっている。