2018年度東北リョービMHIパートナーズクラブで情報交流

リョービMHIグラフィックテクノロジー(RMGT)のユーザー会『2018年度東北リョービMHIパートナーズクラブ』が9月27日、宮城県仙台市のホテルメトロポリタン仙台で開催され、ユーザー、販売店、メーカーの情報交流を促すとともに親睦を深めた。

東北リョービMHIパートナーズクラブ幹事の赤川靖宏氏(秋田協同印刷㈱)の挨拶に続き登壇したRMGTの広川勝士社長が『RMGT基調報告』として印刷を取り巻く環境とIGAS2018の動向、RMGTの取り組みを報告した。広川社長は国内の印刷産業の動向として、平版インキの減少傾向が続く中、出版印刷市場が縮小する一方、商業印刷市場が持ち直していると指摘。また、全世界で推定約2,800億円の市場となる枚葉印刷機はB1・A1判の出荷額が73%を占め、大判化する傾向を示した。このほか、7月に開催されたIGAS2018のトレンドとして自動化、見える化、全体最適化を合わせたスマートファクトリーを挙げ、RMGTとしては“Assist Your Potential 技術力と創造力で、あなたの可能性を支援する”をテーマに出展。パッケージ印刷や小ロット・短納期印刷のほか、周辺機器ではロボットによる自動搬送、荷物の積み下ろし作業を実演したことを報告した。

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