RMGT 東日本リョービMHIパートナーズクラブに260人
リョービMHIグラフィックテクノロジー(RMGT)は10月25日、ホテル椿山荘東京で東日本地域のユーザー会「2017年度東日本リョービMHIパートナーズクラブ」を260名の参加で開催した。
パートナーズクラブの冒頭、代表幹事の吉岡新氏(共立速記印刷)が挨拶に立ち、「今年4月に広川新氏新社長が就任された。営業部門の片山副社長とタッグを組み、RMGTを世界に拡大されることを期待している。ユーザー会の交流も活発になってきた。企業の不祥事が報道されているが、日本のものづくりの信頼をさらに高めるRMGTに期待している。」とパートナーズクラブの意義を述べた。
引き続き、RMGTの広川勝士社長が基調報告を行った。基調報告では、RMGTが目指す“人を援(たす)ける印刷機”などRMGTが目指す将来像をテーマに語った。
広川社長は、①メディア動向と市場環境、②海外市場の動向、③労働環境の国際比較、④自動化に向けたRMGTの開発、⑤新商品の商会、⑥“人を援ける印刷機”の実現について解説。その中で広川社長は、「RMGTは“人を援ける印刷機”プラスαを目指している。印刷オペレータを援けて面倒な作業を代行し、技量不足を補佐する。印刷会社が持つ強みやノウハウを入れてカスタマイズ機を提案する」と同社の取り組みについて紹介した。
なお特別講演も行われ、柔道の女三四郎と呼ばれた筑波大学大学院准教授の山口香氏が「柔道と人間力~自らを磨き、人を活かす~」をテーマに講演した。懇親会では、片山継冶副社長が乾杯の発声を行い、懇談となった。