OSPグループ 「サステナブルな社会に貢献すること」、「イノベイティブな技術で人々の暮らしを豊かにすること」をテーマに「FOOMA JAPAN 2023」で新商品や新技術を展示
大阪シーリング印刷株式会社は、6月6日から9日の4日間、東京ビッグサイトで開催された一般社団法人 日本食品機械工業会主催の「FOOMA JAPAN 2023」にブースを出展した。「FOOMA JAPAN 2023」 は、食品製造に関わる幅広いソリューションを取り揃えた展示会で、課題解決を発見する場や機会として高い評価を得ている。
大阪シーリング印刷株式会社はOSPグループの中核企業として出展。総合パッケージ企業として「サステナブルな社会に貢献すること」、「イノベイティブな技術で人々の暮らしを豊かにすること」をテーマに、新たなシール・ラベルにかかわる未来への構想や独自の技術、脱プラスチックの包装資材、「パームヤシックスⓇラベル」などが披露した。
新製品「参考出展」として「アルコール耐性のあるサーマルラベル」「ボイル可能なサーマルラベル」「アルカリ洗浄で剥離するラベル」等を出展した。
「FOOMA JAPAN 2023」で出展された新製品の「ペーパック」は、プラスチックフィルム不使用ながらも熱で融着可能なヒートシール性を持ち、水と油に強い紙製の脱プラスチックフィルムに貢献した包装資材。パームヤシの実からパーム油を搾った後に残る“パームヤシカサ”を、原材料に配合して製造した紙、パームヤシックスⓇを使用した「パームヤシックスⓇラベル」等を出展した。
初披露の「アルコール耐性のあるサーマルラベル」は、アルコール拭き取りやアルコール付着に耐性のあるサーマルラベルで、日常的にアルコール液やアルコールジェルを使用することで生じる「消えてはいけない印字情報」が消えるトラブルを解消できる。「ボイル可能なサーマルラベル」は、熱湯など高温環境下においても黒く発色しないため、ボイルなど高温で加熱すると黒色に発色して、文字が見えなくなることを防ぐことが出来る。
「アルカリ洗浄で剥離するラベル」は、アルカリ溶液に約10分浸漬することで糊の親水性が高まり、容器からきれいに剥がすことができる。ガラス瓶をリサイクルする際に貼られているラベルをきれいに剥離することが出来る。
OSPグループは、1927年に創業した計15社(国内9社・海外6社)を展開する総合パッケージ企業で、食品業界や流通を主とした社会インフラの使命を果たすために全国18ヵ所に生産拠点を置いている。創業以来、顧客ニーズや社会環境など時代の変化に対応して事業範囲を拡大しており、現在では、シール・ラベル、フィルム製品、紙器パッケージ、販促物の企画・デザイン、製造を通じて、社会と顧客の生活を豊かにする製品やサービスを提供している。また、高品質かつ安定供給を実現するために、グループ内で資材調達、シール・ラベルの印刷用原紙や印刷周辺機器の開発・製造、ラベリングシステムの設計、研究開発に至るまで多岐にわたり展開している。