DNP IBG社と連携で東南アジアのSNSマーケティング事業開始

大日本印刷(DNP)は11月15日から、タイでSNSマーケティングビジネスを展開するInternet-Based Business Group(IBG社)の子会社であるZanroo Japanと販売連携し、IBG社が独自開発したSNS解析ツール「Zanroo(ザンルー)」を活用した企業のSNSマーケティングを支援するサービスを開始する。
それに伴い、日本の企業向けに「Zanroo」のライセンス提供および、東南アジア地域でのSNSマーケティングのコンサルティングサービスを提供していく。

「Zanroo」の解析概要図
「Zanroo」の解析概要図

SNSのアクティブユーザーは現在、世界で約28億人(世界人口約75億人の約37%)と推測されており、昨年に比べ約20%も増加しているという。そのため、企業のマーケティング活動においても、SNSが情報の収集や拡散に欠かせないメディアとなっている。

提供される「Zanroo」は、ASEAN地区を中心に、13ヶ国・17言語(2017年10月現在)のSNSやブログなどのローカルメディア等から、現地の生活者の投稿内容などを統合的に収集し、解析するツール。地図上にSNSの解析結果をマッピングして可視化する機能や、SNSの投稿管理、ユーザーとのコミュニケーション管理等の機能を持ち、現地で影響力のある“インフルエンサー”を活用したマーケティング施策等にもつなげやすい仕組みとなっている。

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