DNP 地域情報ポータルと地域通貨ポイント活用で、地域創生事業に本格参入

大日本印刷(DNP)とフューチャーリンクネットワーク(FLN)は、地域情報ポータルサイトと地域通貨ポイントを活用した地域創生事業への本格参入に向けて協業を強化するため、資本業務提携契約を締結した。
DNPが開発した地域通貨ポイント向け流通プラットフォームと、FLNの地域情報ポータルサイトを活用し、地元の運営パートナー企業と連携。健康ヘルスケアや観光、ボランティアなどの分野で、地域の活性化を支援する事業を展開する。各地域内の生活者に地域情報を確実に届け、官民協働で地域通貨ポイントの利用を促していくことで、産業や商店街の活性化や、コミュニティ内のコミュニケーションやボランティアなどの市民活動の支援につなげていく。
具体的な取り組みとしては『地域情報ポータルサイト「まいぷれ」を活用した地域活性化』と『地域通貨ポイントを活用した地域活性化』を挙げる。
「まいぷれ」は8月現在、全国76の地域パートナー企業とともに、461市区町村で展開しており、それぞれの地域の生活者に地域情報を届けている。9月には、DNPグループ会社である北海道コカ・コーラボトリングが北海道十勝エリアで「まいぷれ」の運用を開始し、順次北海道エリアにサービスを展開している。2020年度には、全国の人口10万人以上の市区町村の約7割で、官民協働で情報発信できるメディアとなるよう、両社の協業によってサービスを拡充する。
dnp090803『地域通貨ポイントを活用した地域活性化』では、地域内でのボランティア参加のほか、健康増進や節電、公共施設の利用などの様々な活動によって地域通貨ポイントが付与され、そのポイントを地元の商店街などで利用できる仕組みを構築。地域情報ポータルサイトとも連携し、地域のインフラとしての普及につなげる。

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