高速オフセット 一枚の紙から、東北の農業を元気に、東北コットンCoC印刷サービスを2月27日よりスタート、紙研究所プロジェクト第8弾
株式会社高速オフセットは2月27日より、「東北コットンCoCを用いた印刷サービスの取り扱いを開始する。
東北コットンCoCという用紙は綿花の茎繊維が配合されていることが特徴になっている。綿は津波被害で稲作等が困難になった農地で作られている。塩害を受けた農家さんを支援する取り組みは「東北コットンプロジェクト」と呼ばれ、綿を育てるだけではなく、紡績、商品化、販売までを一貫して行うことで、東北での新規農業形態を支援している。
東北コットンプロジェクトとは、津波により稲作等が困難になった農地で綿(コットン)を栽培、さらに紡績、商品化、販売までを一貫して行うプロジェクト。長期視点で被災地の復興を考える農家と企業が集まり、農業を基盤とした東北の新たな農産業の確立を目指している。
東北の地で作られた綿の茎繊維は、森林認証パルプと混ぜ合わされて紙になる。SDGsの目標である「9.産業と技術革新の基盤をつくろう」「11. 住み続けられるまちづくりを」「12. つくる責任 つかう責任」「15. 陸の豊かさも守ろう」に貢献できる用紙になっている。その用紙を用紙代理店様が仕入れ、当社が購入し、企業様の印刷物のご依頼に合わせて印刷製品を作る。企業一丸となり、東北コットンCoCの需要を拡大させることで、東北に新たな産業を確立させることを目的としている。
高速オフセットでは、この商品・サービスを通じて「SDGs17番:パートナーシップで目標を達成しよう」の達成を実現していく。