静岡県・日茶包装 事業停止、事後処理を弁護士へ一任

静岡県の株式会社日茶包装は、10月16日までに事業を停止し、事後処理を弁護士に一任した。負債は7月期末時点で約3億1,700万円。

同社は、1953年創業、68年に法人改組した包装資材卸業者。生茶葉保存用の茶業務用袋をメインに、段ボールおよび紙製資材の卸売を行っていた。加えて、原材料支給による緑茶、紅茶、健康食品などの缶詰め・袋詰めなどの包装加工も手がけ、茶業向けの包装資材業者として地元では知名度も高かった。
しかし、ペットボトル茶の台頭や若年層のリーフ茶離れなどで業界が低迷。業績も悪化傾向となり、資金繰りが悪化。さらに新型コロナウイルス感染拡大の影響などもあり、資金繰りが限界に達し、今回の事態となった。

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