霧のいけうち 東洋紙業印刷工場にAirULM®を提供 工場内湿度を55%をキープしてロス減少・作業効率UP

株式会社いけうちが提供するAirULM®を導入し、東洋紙業株式会社は工場内の湿度を55%に保つことに成功。作業効率が大幅に向上した。

東洋紙業の印刷工場では湿度を55%に保つことを目標としていたが、以前導入していた業務用の気化式加湿器では、その目標に遠く及ばず、湿度不足の現場では静電気が発生しやすい状況にあった。それにより用紙不揃いや2枚差しといった不具合からチョコ停が多発。生産性の低下が問題となっていた。
そこで以前から同社別工場で使用していたいけうちの2流体加湿システムAirAKI®の導入を検討。しかしAirAKI®に必要なエアーコンプレッサーの余力がないことから、いけうちは高圧ポンプのみで稼働する1流体加湿システムAirULM®が提案。ランニングコストの面から見ても他加湿システムと比べて安価で省エネ、またいけうちによる親身な対応も相まって導入に至った。
現在AirULM®を加湿ユニット9台で稼働。冬場はほぼ24時間稼働させており、以前の加湿器では叶わなかった湿度55%を達成した。いけうち独自の霧で紙が濡れることもなく、問題だった用紙不揃いなどの不具合によるロスが減少。作業効率が上がり生産性は向上した。 

■加湿システム AirULM〈エアーウルム〉
微細な霧を利用して、天井高さ3.5m以上の工場全体の湿度コントロールを行う、産業空調加湿システム(ハイプレッシャー加湿システム)。
コンプレッサーエアーを使用せず、高圧ポンプのみで稼働。蒸気式加湿と比較した場合ランニングコストを大幅に抑えることが可能。噴霧ユニットは大噴量・全方向を加湿可能なLYOHMer®-Cと、小噴量・噴霧の指向性を持つLYOHMer®-Dから選択できる。

ハイプレッシャー加湿システム AirULM (エアーウルム)

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