電通・日本の広告 6年連続のプラス成長、ネット広告が好調

媒体別広告費
媒体別広告費

電通がこのほど発表した「2017年(平成29年)日本の広告費」によると、2017年(1~12月)の日本の総広告費は、継続する景気拡大に伴い、6兆3,907億円、前年比101.6%となり、6年連続でプラス成長となった。

媒体別にみると、「マスコミ四媒体広告費」は、同97.7%だったが、「インターネット広告費」(同115.2%)は、特にモバイルでの運用型広告、動画広告が伸長し、広告費全体を押し上げた。「プロモーションメディア広告費」(同98.5%)は、屋外/POP/展示・映像ほかが増加したが、全体として3年連続の減少で推移した。

プロモーションメディア広告費のうち、折込が同93.7%の4,170億円、DMが同97.3%の3,701億円、フリーペーパー・フリーマガジンが同94.2%の2,136億円、POPが同101.2%の1,975億円だった。

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