電流協 『出版におけるオンデマド印刷活用のすすめ』を公開
一般社団法人電子出版制作・流通協議会技術委員会オンデマンド制作流通部会は、オンデマンド印刷とオフセット印刷のどちらにも対応可能な仕様について検討を行い、『出版におけるオンデマンド印刷活用のすすめ』を公開した。
昨年、同部会は出版社と製作会社の間でデータのスムーズな流れを実現するための『オンデマンド印刷(出版物)における入稿仕様策定のための確認項目Ver.1.0』と『その解説』を公表した。
今年はこれを一歩進め、印刷・造本設計においてオンデマンド印刷とオフセット印刷どちらにも対応可能な仕様について検討を行い、『オンデマンド印刷活用のすすめ』としてまとめた。
具体的には、現状のオンデマンド印刷の利用限界を考え、オンデマンド印刷をうまく活用する際、設計時に検討すべき仕様について、最大公約数的な項目を明らかにしている。
この『オンデマンド印刷活用のすすめ』は、まだオンデマンド印刷に未着手、またはこれから取り組もうとする出版社で、オンデマンド印刷とオフセット印刷のシームレスな製造体制を確立する印刷・造本設計についての理解を得るとともに、オンデマンド印刷の活用と、無駄のない製造を各製作会社と検討するきっかけとなるよう作成されたもの。
『出版におけるオンデマンド印刷活用のすすめ』は、下記URLよりダウンロードできる。