電子チラシサービス「Shufoo!」 ゴールデンウィークと改元についての意識調査を発表
凸版印刷のグループ会社であるONE COMPATHが運営する国内最大級の電子チラシサービス「Shufoo!(シュフー)」は、Shufoo!を利用する全国の既婚女性5,874名の消費者を対象に、改元と10連休ゴールデンウィークに関する意識調査を行った。新元号が「令和」と発表され、さらに今年のゴールデンウィークは全て休めば10連休と超大型となる。アンケートでは、「改元と10連休GW」を主婦が一体どう捉えているのかについて調査している。
それによると、楽しみにしている人が約7割に上り、4人に1人が新しいことを始めたいと思っているなどの傾向がわかった。改元記念セールに期待している人が約7割いる。なお、10連休の全てを休む人は約半数で、休みが全くない人も10%いることも明らかとなっている。出費予定総額については、平均5万6,640円となり、3年前の約1.9倍に相当する。
新元号に切り替わることについての質問では、「楽しみ」「やや楽しみ」と回答した割合は67.9%だった。理由として、「新しい時代に突入する」「気持ちを新たに生活出来そうな気がする」など「新しい=ワクワクする」という方が多くあった。また「生まれてくる子が新元号生まれになるから」など、“元年ベイビー”ママの喜びの声もあった。
元号が切り替わることで何か新しいことを始めたいと思うかという問いでは、「思う」が26.6%で、4人に1人以上が新しいことを始めたいと思っていることが分かった。具体的には、「資格のために勉強したい」「ダイエットしたい」という意見が多く見られたほか、「まだ決まっていないが何かをやりたい」と心機一転のきっかけと考える方が多いようである。
改元による記念セールに期待しているかについては、改元を機に記念セールが開催されることに期待すると回答した割合が68.9%。購入したいものでは、「食品・飲料」が76.7%と圧倒的に多く、次いで「日用品・生活雑貨」66.1%、「衣料・ファッション」59.8%となった。また具体的に購入を検討しているものとして、「掃除機」「洗濯機」「テレビ」「冷蔵庫」「炊飯器」など生活家電が多く見られた。大型セールに大きな期待を寄せ、買い替えの好機と考える方が多いことが分かる。
また「娯楽・レジャー・旅行」が31.7%で、具体的な回答として「船の旅」「お得なツアー」「温泉旅行」などがあった。日常生活の根幹への消費行動だけではなく、「体験」に対して消費したいと考える方が多かったのが特徴とも言える。
なお、GW中、実際に何日の休日があるかを聞いたところ、「10日(全期間)」が49.0%と半数で、9日間以下になると意見は分かれてボリュームゾーンとしては「2~3日」が15.8%だった。一方で、「0日(休日はない)」が10.1%なのも見逃せませんが、忙しい主婦がいかに多いかが分かる。
GWの予定については、「まだ決めていない」が53.4%と大半だったものの、それ以外では「日帰りで出かける」20.6%、「外食する」19.9%がツートップとなり、続いて「帰省する」15.5%という結果だった。
GWの出費予定額については、ゴールデンウィークの出費予定総額に関しては、「1~3万円」が31.8%で最多となった。これまでのGWと比較しても、平均値では2016年が3万165円だったのに対し、2019年では5万6,640円となり、約1.9倍に増額した