関東フォーム Web会議システムを利用して2020年度総会を開催
関東フォーム印刷工業会は、5月14日、新型コロナウイルスの影響により、Web会議システムを活用して2020年度通常総会を開催した。当日は、20人超がWeb会議システムによる総会に参加。任期満了に伴う役員改選があり、林陽一氏(光ビジネスフォーム)の会長続投が決まった。
同工業会は、日本フォーム印刷工業連合会の中心的組織として活動しており、人材育成事業”寺子屋プロジェクト”に基づく各種勉強会として、DMセミナー、印刷技能研修会、自動化勉強会、サーバントリーダーシップ講座、危機管理連続講座など多彩な勉強会などに協力・参加した。関東フォームとしては、研修会・親睦行事などを行っており、研修会では「経営の見える化勉強会」を座学研修(3回)とMG(マネジメントゲーム:3回)の2パターンで開催した。
新年度事業では、①日本フォーム印刷工業連合会・日本印刷産業連合会の事業活動を通じ、業界共通の情報を共有し課題解決を図る、②関東地区業界の共通課題及び工業会運営にかかわる重要事項を協議し解決を図る、③団体活動の強化と活性化を図る、④会員相互の親睦と情報交換の場を提供する、の4つの柱をもとに活動を行う。③については、新型コロナウイルスの影響でセミナーや勉強会の開催などが困難になっているが、Web配信ツールなどを有効活用して継続的に実施する。寺子屋プロジェクトに関しては、経営力・マーケティング力・技術力の強化を目指し、「経営の見える化」「ファンダメンタルマーケター資格取得」「ビジネスフォーム印刷技能研修会」などを実施し、人材教育を推進する。
林理事長は新年度を迎えるにあたり、今回の新型コロナウイルスの影響により会合やセミナーおよび講習会を再開できる時がいつになるか不透明であること、退任理事への慰労と新任理事への期待を述べつつ、「新しい組織体制でスタートすることになり、色々な施策を発表していきたい。1年を通じて、日本フォーム工連の活動に全面的に協力していくので協力を願いたい」と述べた。