設楽印刷機材  シタラフェア2022開幕、「Diversity:多様性」テーマに活気溢れる

印刷機材商社の設楽印刷機材は、5月13日と14日の両日、群馬県高崎市のビエント高崎ビッグキューブで、3年ぶりとなる「シタラフェア2022」を開催した。初日の13日は、午前9時半から開場式を行い、2日間の幕を開けた。

北関東・信越地区の印刷関連業に印刷技術やビジネスの最新情報を届ける「シタラフェア」は、昨年、一昨年と新型コロナウイルス感染防止の観点からやむなく中止となった。
まん延防止等重点措置が解除された今回、感染防止対策を徹底した上で開催された「シタラフェア2022」には113社のベンター、印刷関連業者が出展した。

113社のベンター、印刷関連業者が出展したシタラフェア
来賓、主催者によるテープカット


開会式は、群馬県工業組合の石川靖理事長をはじめ関東各県工組理事長、ジャグラ関東各県支部長、群馬県製本組合、長野県製本工業組合、高崎市印刷工業協同組合の来賓が出席。

主催者を代表して設楽守廣副社長は、「3年ぶりの開催となったシタラフェアがコロナ禍にも関わらず113社の出展をいただいた。大きな変革を経てスマートファクトリーやヘルスケア、ロボットなどの新商品への取り組みを進めてきた。シタラフェアをから新しい挑戦のヒントをつかんでいただきたい」と開会挨拶を述べた。
来賓紹介の後、群馬工組の石川靖理事長は「この3年間で人の動きが変わり、日本の産業構造も大きく変化している。印刷業の対応や経営も変わり小ロット多品種が常態化する中で印刷物を効率よく作っていくためにDXやロボット化も課題となってきた。企業を継続・維持するためにシタラフェアから多くの情報を得ることを期待したい」と期待を寄せた。
来賓、主催者によるテープカットでシタラフェアは開幕。会場には印刷業の多様性を追究する機器やメインセミナー、サブセミナーが行われた。

主催者を代表してあいさつする設楽守廣副社長

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