製紙連 2017年の内需予測~印刷・情報用紙の内需量2.5%減

日本製紙連合会はこのほど『2017(平成29)年紙・板紙内需試算』を発表した。

2017年は、経済が緩やかな成長を続けると見込まれる中、段ボール原紙と衛生用紙は前年を上回ると予想。一方、グラフィック用紙は電子媒体へのシフトやペーパーレス化等の構造的要因の影響が続くとし、紙・板紙全体の内需は前年を下回ると予測した。

紙・板紙の内需量は2,646万トン、前年に対して1.0%減で約26万トンの減少。マイナス成長は7年連続となる。印刷・情報用紙の内需量は845万トン、前年に対し2.5%減、約22万トンの減少。マイナス成長は11年連続。一方、板紙の内需量は1,171万トン、前年に対して0.4%増の約5万トンの増加となる。プラス成長は2年連続。

印刷・情報用紙の2017年内需予測
印刷・情報用紙の2017年内需予測

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