第一印刷所 大型レーザー加工機を導入、高付加価値加工分野へ進出
第一印刷所(新潟市)は1月22日、新潟市江南区の太陽プリントで、セイレーザー社(イタリア/国内総代理店 コムネット)のレーザー加工機『FLEXI800』導入発表会を開き、導入目的と今後の展開を説明した。
FLEXI800は最大加工サイズ800×800㎜の大型レーザー加工機。A3サイズの加工時間が約3分の高速処理が可能となっている。紙以外にも布や皮革、木材、アクリルなどを加工することができる。
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発表会には第一印刷所の阿部正喜常務取締役、グループ会社で今回FLEXI800が設置された太陽プリントの桜井克次社長をはじめ、導入を提案したFFGSグラフィックサプライ、コムネット、ムサシの関係者が出席した。
用途は販促ツールやパッケージの微細加工をはじめ、グリーティングカード、オーナメントなどを想定。企画開発部門や同社の女子企画チームで商品を開発し、ハウスメーカーやフブライダル、食品・酒・土産の企業向け以外
に、一般消費者向けにも商品を提供していく。通常の営業展開のほか、新潟市内に展開しているショップ『情報工房DOC』で販売し、初年度売上2,000万円、3年後に年間4,000万円の受注を目標にしている。