福岡・協和製版が自己破産を申請
福岡市博多区の協和製版㈱は、10月19日に福岡地裁へ自己破産を申請した。負債は約1億9,000万円が見込まれている。
同社は1957年に創業。当初は写真製版を手がけていたが、その後パンフレットを中心とした印刷物の企画・デザインから製版までを受注。ピーク時にはの年収入高が16億円を上回ることもあった。 しかし、景気低迷の影響やデジタル製版の普及で需要が減少。固定費削減も進め、旧本店不動産および製版関連設備の売却や移転を行い、印刷物の企画・デザイン事業に特化していた。しかし滞納していた社会保険料等の解消の見通しが立たないことから、6月13日までに事業を停止していた。