神奈川県海老名市・三康印刷[続報] 破産手続き開始決定受け(新型コロナウイルス関連倒産)
神奈川海老名市の 三康印刷株式会社 は、12月21日に東京地裁より破産手続き開始決定を受けた。負債は債権者約31名に対し約7000万円。
同社は、1964年に設立。長年、大手印刷会社と取引関係を継続していたが、主要クライアント1社に依存する営業で、紙媒体需要の減少などに伴い業況は縮小傾向で推移した。この間、新規取引先の開拓やオンデマンド事業など売り上げ拡大に向け取り組んでいたが、新型コロナウイルス感染拡大で営業環境が一層悪化し、売上高が減少。業況は改善せず、代表の体調不良なども重なり、先行きの見通しが立たなくなったことから、2022年9月までに事業を停止。事後処理を弁護士に一任していた。