神奈川・三康印刷 事業停止、事後処理を弁護士一任(新型コロナウイルス関連倒産)
神奈川県海老名市の三康印刷株式会社は、9月までに事業を停止し、事後処理を弁護士に一任した。今後、自己破産を申請する予定。
同社は、1964年に設立した印刷業者で、大手印刷会社と長年に亘り取引関係を継続してきた。 しかし、主要クライアント1社に依存する営業により、紙媒体需要の減少などに伴い業況は縮小傾向で推移していた。こうしたなか新型コロナウイルス感染拡大で営業環境がさらに悪化し、売上高が減少。先行きの見通しが立たなくなったことから今回の事態となった。