矢野経済 2018年度中速インクジェットプリンタ出荷台数は106.8%増に

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矢野経済研究所は、2018年度のプリンタ世界市場を調査し、各種出力機器の出荷台数・出荷金額、利用動向、参入企業動向、将来展望を明らかにした。調査によると2018年度のプリンタ(出力機器)の世界出荷台数は前年度比98.9%の9,589万台。同出荷金額は同99.0%の5兆5,741億円(いずれもメーカー出荷ベース)となった。

出荷台数をみると、引き続きコンシューマ向けプリンタの需要減の影響が大きく、全体の出荷台数が伸び悩む形となった。一方で、オフィス向けプリンタでは新興国を中心に需要が増加し、ページプリンタ【中-低速】とMFP【複合機/複写機】の両セグメントで出荷台数が微増となった。

印刷速度が約70~160枚/分の中速インクジェットプリンタの2018年度世界出荷台数は、は前年度比106.8%の5.790台。同出荷金額は同105.2%の181億円(いずれもメーカー出荷ベース)と順調な推移となった。

一方、産業向けプリンタは数年続いた一巡感が落ち着き、機器リプレイスの需要が増加する見込み。

資料名:2019 ビジネスプリンタ市場の実態と展望
発刊日:2019年07月26日
体裁:A4 393ページ
定価:190,000円(税別)

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