矢野経済研究所 デジタルラベル印刷機出荷台数(2016年度)114.0%増の980台
矢野経済研究所が実施した「プリンタ世界市場に関する調査を実施(2017 年)」によると、2016年度のデジタルラベル印刷機の世界出荷台数(メーカー出荷ベース)は前年度比 114.0%の980台となった。市場活性化の一因にインクジェット専用のデジタルラベル印刷機が数多く発売されたことを挙げている。
デジタルラベル印刷機市場の大幅成長のトレンドは今後も続き、2021 年度の同出荷台数は、1,550 台に出荷金額は 570 億円に達すると予測する。日本国内でもデジタルラベル印刷機は世界市場同様に好調で、2017年度以降も成長トレンドが続く見通し。用途もコーション(警告)ラベルや貼付ラベル、工業用ラベル、医療用ラベルに加え、一般のアパレルタグや洋酒・日本酒・ワインのボトルラベル、銘板(仕様表示)ラベルなどに拡大しているという。
「2017 ビジネスプリンタ市場の実態と展望」は2017年7月27 日に発刊。A4判468頁。定価19万円(税別)。