理想科学工業 読みやすさ判定ツール『ヨミヤス』提供開始、情報量・デザイン・タイポグラフィを自動評価
理想科学工業株式会社は、10月12日に一般社団法人ユニバーサルコミュニケーションデザイン協会(UCDA)と共同開発した、情報の「見やすさ・読みやすさ」を検証する有償のクラウドサービス『ヨミヤス』を開始した。
『ヨミヤス』は、情報の見やすさや読みやすさを検証するクラウドサービス。クラウド上にPDF形式のデータをアップロードし、「情報量」、「タイポグラフィ(文字)」、「色彩設計」の3つの評価項目をそれぞれ選択するだけで、文書の見やすさ・読みやすさを数値化できる。評価基準はUCDAが定める「見やすいデザイン」の認証基準に基づき、文字の大きさ、1行あたりの文字数(行長)、行間まで自動で検証する。
同サービスは、理想科学工業がプリンター開発で培った画像処理技術とUCDAの文書評価のノウハウを組み合わせて共同開発した。両社は、同サービスの普及により、情報の送り手と受け手との間の相互信頼が充実し、社会のコミュニケーションがよりよい状態になることを目指していく。