理想科学工業 新機種と孔版インク初のライスインク発表
理想科学工業株式会社は、8月25日から、高速デジタル印刷機「RISOGRAPH SFシリーズ」4機種を発売する。
「RISOGRAPH SFシリーズ(リソグラフ SFシリーズ)」は、従来のスタンダードモデルと比較して、生産性・画像性・操作性の基本性能を大幅に向上。毎分最高150枚の高速化を実現した。また、新機能として「速度優先製版機能」を搭載し、製版時間を従来シリーズの16秒から14秒に短縮。製版から印刷完了までを素早く処理する。
最上位の「リソグラフSF935」は、読み込み・書き込み解像度共に600dpiのデバイスを搭載し、高解像度・高階調のプリントを実現した。また、従来機ではオプションとして対応していたPCとの接続を全機種標準対応し、使い勝手と画質の向上を図った。
本体デザインは、カラーユニバーサルデザインに配慮し、使いやすさを向上。新たに採用した7インチ大型カラー液晶タッチパネルは、見やすく直観的な操作が可能になる。
さらに環境配慮活動の一環として、孔版インクで世界初となる国産米ぬか油を使用した品質安定性の高いライスインクを開発。本来廃棄される米ぬか油を資源として有効利用することで、環境配慮と共に、インク品質を向上する。
理想価格は、A3対応の「SF935」が135万円、「SF635」が108万円。B4対応の「SF625」が89万円、「SF525」が65万円。