理想科学工業は、スマートフォン用アプリケーションを使った学校向けのソリューションサービス「スクリレ」の2つのサービス「スクリレオプション」、「スクリレポイント」の申込受付を開始した。

「スクリレ」は、学校と保護者をつなぐ連絡手段をデジタル化するサービス。学校単位の契約により保護者のスマートフォンに学校の教師が配布する「お便り」などを届けることができる「スクリレお便り」（無償）は2021年4月に開始し、すでに200件を超える学校から申し込みを受けている。
これに加え、学校と家庭の双方向の連絡をデジタルで可能にする「スクリレオプション」、アプリへの広告費の一部を学校に還元する「スクリレポイント」のサービスを9月より開始する。

「スクリレ」最大の特徴である「スクリレポイント」は、財源不足に悩む学校の課題を解決する理想科学独自のサービス。保護者がアプリ上の広告を閲覧することで、学校にポイントが付与され、学校は貯めたポイントを教育や事務の備品などに交換できる。アプリ上の広告は、学校の地域や学年などに合わせた掲出が可能。

「スクリレオプション」では、「出欠連絡・体調管理」など、保護者が電話や連絡帳で伝えていた内容を簡単にアプリから連絡することができる。アンケート機能を使えば、学校から保護者へのアンケート調査や集計が簡単に可能で、教師の業務負担削減につながる。今冬には、「個別連絡・簡易アンケート」、「PDFダウンロード」とサービスを拡張する予定。

「スクリレ」は小・中学校を対象にサービスを展開してきたが、サービス開始以降、数多くの問い合わせを受け、対象範囲を保育園、学童保育などに拡張した。個人情報の登録も不要なため、学校も保護者も安心して活用できる点が評価されている。

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