滋賀県 県内にある8か所のお城のカード「近江の城カード」作製
滋賀県は、県内関係団体と連携して、県内8か所の城を題材にした「近江の城カード」を作製・発行した。同カードは、戦国時代をテーマにした観光キャンペーン「戦国ワンダーランド滋賀・びわ湖」の一環として、戦国時代やお城をより身近に感じてもらうために作られたもの。
滋賀県には中近世にかけて1,300を超える城郭が築かれた。この数は、単位面積当たりでは日本一と言われている。さらに滋賀県にゆかりが深い武将、明智光秀を主人公としたNHK大河ドラマ『麒麟がくる』が放送される中、国宝・彦根城は世界遺産登録を目指し、県と市が協定を結ぶなど、城や戦国時代の機運がかつてないほど高まっている。
「近江の城カード」は、表面にはお城の一押し写真、裏面には詳細情報やおすすめポイントなどが記載されている。ダムカードやマンホールカードのように、その場所に行かないと手に入らないものとなっている。
今回、カード化された県内全域に分布する8城は、①坂本城(大津市)、②彦根城(彦根市)、③安土城(近江八幡市)、④八幡山城(近江八幡市)、⑤長浜城(長浜市)、⑥水口岡山城(甲賀市)、⑦三雲城(湖南市)、⑧大溝城(高島市)。
坂本城は、明智光秀が築いた幻の城であるほか、かつて時代劇撮影でもよく利用されていた彦根城、信長と所縁の深い安土城など、注目の城が勢ぞろいしている。