渡辺通商 IGAS2022に異業種4社と共同出展。製本とエンターテインメント、SDGs。特別ゲストに格闘家浜崎朱加選手、アントキの猪木、トランプ芸人も参加しペーパーリング製本や参加者のカレンダーを実演。
渡辺通商株式会社では、IGAS2022で横型丁合機CCS-21008、ペーパーリング製本機RBM-420、RBM-210、丁合タンザック連動機B215NET-L、カレンダー紐付け装置SIM-520、封緘機CSM-320を展示・実演予定。また、自社代理店や異業種企業とのコラボレーション、芸能人を呼んでのイベントなどを通して来場者に楽しんでもらうとともに、印刷や製本、関連産業活性化に繋げたいとしている。
渡辺通商
横型丁合機、ペーパーリング製本機、カレンダー製本機Tanzac、カレンダー紐付け装置SIM-520、封緘機CSM-320
「横型丁合機CCS-21008」は、A4サイズまでの厚紙を丁合できる機種。オプションの角穴あけユニットPU-210を装備することで丁合から角穴あけ加工までを一連の流れで行える。「ペーパーリング製本機RBM-420」「ペーパーリング製本機RBM-210」は、紙リング(FSC-CoC認証品)で用紙を綴じる機種で、紙リングへの用紙の装着方法や溶着方法等が異なる。2モデルの同時出展により、両機種を実際に見比べることができる。
「丁合タンザック連動機B215NET-L」は、丁合からタンザック製本までを行う製造ライン機で、積紙台15段のBC丁合機とTanzac(タンザック)機を連動させた機種。紙製短冊で綴じるカレンダー等を製本する。Tanzacには厚み検知装置を装備。用紙の厚さを測定し、設定した厚さと違う場合は短冊の接着を行わず排出する。短冊の給紙部は追積フィーダ式。機械の運転を停止することなく追加補充が可能。「カレンダー紐付け装置SIM-520」は、Tanzac520で製本したカレンダーに吊るし紐を通す装置。2022年春の新製品。短冊隙間に紐を通す細かい作業を機械が行う。「封緘機CSM-320」は、予め糊付けされ剥離紙のついた封筒を対象とした封緘機。剥離紙をエアーで剥がし、フラップ部を折り返して糊付けする作業を効率よく行える。
同じブース内にて共同出展するのは、SDO機工株式会社、格闘技スクールAACC、中目黒発のアパレルブランドHOSUの3社。SDO機工株式会社は、渡辺通商㈱の正規代理店で、機械の修理や販売等を行っている。
格闘技スクールAACCは、渡辺通商㈱が、SDGs男女平等の社会実現への貢献を目的にスポンサー契約を結び応援している浜崎朱加選手が所属していることから、今回の共同出展が実現した。「ココロとカラダを強くする」をテーマに総合格闘家・阿部裕幸氏が主宰する。東京都(大森・原宿・東中野)、千葉県(行徳)の4スクールを運営する。
中目黒発のアパレルブランドHOSUは、渡辺通商㈱のIGAS2022展示会着用ウェアの製作を担当する。古くなったデニム生地を回収、再仕立てを行いお求めのお客様に販売したり、アニマルハートレスキューというわんちゃん救護の活動も行うなど様々な取組を行っている。今回の共同出展により、より多くの方々にこれら取組を知ってもらう機会を提供できればとしている。HOSUの鈴木智博社長は「多くの方々にこれらの取り組みを知ってもらい、印刷会社の制服や作業着でお役に立てるのではないかと思います」と語っている。
異業種4社と製本とエンターテイメント性を重視した展示を行い、会場では参加各社のキャラクター卓上カレンダーを製作する。
また芸能人の「アントキの猪木」が24日、25日、トランプ芸人の「ふじいあきら」が26日、27日に会場で1時間毎に約10分間のショータイムを行う。
〔問い合わせ先〕
渡辺通商株式会社 本社水戸工場
TEL 029-298-3247
SDO機工
製本機械修理、設置、サポートを全国展開
渡辺通商正規代理店
SDO機工(株)(大阪市都島区中野町、坂本健社長)は、IAGA2022に渡辺通商、HOSU、格闘技スクールAAACの4社で共同出展する。SDO機工は2020年に製本機械で約20年のキャリアを持つ坂本健社長が設立。渡辺通商の正規代理店としてBC丁合機、タンザック製本機、ペーパーリング製本機、封緘機の販売、修理、改造を高い技術力、修理、購入後のサポートを行う。坂本健社長は「設立して若い会社ですが、私は今まで20年ほど製本機械をはじめ多くの産業機械に触れてきました。機械設置、修理、オーバーホールはもちろんの事、運転操作のレクチャーや改造のご相談など、お客様から信頼を頂き今日に至っています。現在は渡辺通商株式会社の正規代理店として丁合機、タンザック、横型丁合機、封緘機、紙製リング製本機など数多くの機械の販売と修理をこなしてきました。故障は忙しい時に発生します。出来る限り急いでお客様のもとへ行き正確な修理を心がけております」と同社の姿勢を述べる。
IGAS出展に際し坂本社長は「関東地区にも当社の存在をアピールし、知っていただくことが大きな目的です。現在、関西、四国、中国、北陸、九州、北海道から沖縄までサポートしております。ペーパーリング製本機の自動機、半自動機、卓上機の引き合いが多くなっております。また卓上カレンダーも印刷会社やリング製本会社から紙製リングに取り組みたいという要望が多くなっています」と最近の傾向とIGASへの意欲を述べている。