浅間国際フォトフェスティバル2022 浅間山麓とバーチャルの2つのエリアで開催中、9月4日まで

「浅間国際フォトフェスティバル2022」が、7月16日から9月4日まで、浅間山麓の御代田町に誕生したMMoP(モップ)と、仮想空間「amana virtual museum」の2つのエリアで開催されている。
「浅間国際フォトフェスティバル」は、2018年当時、御代田町に設立予定だった「御代田写真美術館(MMoP)」を見据えて、浅間山麓の地域を舞台に始まった、世界に写真文化を発信する国際的な写真フェスティバル。日本では他に類を見ない規模で開催される屋外型のアート写真の祭典で、今回は『Mirrors & Windows(鏡と窓)』をテーマに行われている。

今年の特長は、リアルとバーチャルの2つのエリアで開催されていること。リアル会場は、衣食住と多様な写真表現を楽しむ複合施設として御代田町に誕生したMMoPにおいて、「PHOTO MIYOTA」として開催。バーチャル会場は、アマナが制作した仮想空間「amana virtual museum」で、「PHOTO ALT」として開催している。

なかでも「PHOTO MIYOTA」は、日本を代表する写真家の石内都氏や森山大道氏、世界的に評価の高いオランダの写真家ヴィヴィアン・サッセン氏ら20人の作家が参加。会場であるMMoP(モップ)の屋内外の12箇所に、277作品が展示されている。
足元に広がる足の写真のインスタレーションや浅間山を模した巨大なオブジェに展示された作品など、写真フェスティバルならではのユニークな写真体験ができる。

一方、バーチャルのフォトフェスティバル「PHOTO ALT」では、若手アーティスト17作家が参加。空間設計を建築家の谷尻誠氏が手がけ、アマナが制作した「amana virtual museum」の仮想空間と「Caption Detail」のリンク先となる解説ページを含め、105作品を展示。建築CGから動画化したメタバースでインタラクティブな体験が楽しめる。


< 浅間国際フォトフェスティバル リアル会場「PHOTO MIYOTA」概要 >
会期:7月16日~9月4日 リアル会場の時間10時~17時
定休日:水曜日  *8月10日を除く。屋外展示は自由に見ることができる
入場料:500円(一部建物のみ。小学生以下は無料)
会場:MMoP(長野県北佐久郡御代田町大字馬瀬口1794-1)
   専用サイト https://asamaphotofes.jp/

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