江東錦精社 導入コストを抑えたA3カッタースリッター KATANA BC330発売
江東錦精社は7月1日、同社オリジナルのオンデマンド対応A3カッタースリッター『KATANA BC330』の販売を開始する。新製品は昨年のpage2020で参考出品され、さらに改良重ねてきた。今回、ユーザーフィールドテストで高い評価を得て、販売を開始する。
オンデマンドプリンターの印刷精度の向上とカウントチャージのコストダウンの視点から、名刺印刷の主流はA4・10面付からA3・21面付印刷に移行しつつあるが、A3サイズ適応のカッタークリーサーは導入コストが高く、導入が一部のユーザーに限られていた。
新製品はカットに機能を絞り、85万円(標準)と導入コストを抑えた。しかも各種サイズに対応するオプションスリッターを準備し、名刺標準サイズをはじめ、様々なカットサイズの要望に対応。スリッターカセットはワンタッチで交換することができる。
処理速度はA3・21面付名刺印刷(シングルカット)で11枚/分。独自の給紙搬送方式によりカット精度が高く、様々な台紙に適応する。超小型静電除去装置を搭載(オプション)で今まで不可能だったPP加工済みの台紙などのカットを可能にしている。