桜井グラフィックシステムズ スクリーン印刷機+箔押し機LQM-105EVOLUTION微細な箔押しデザイン表現
株式会社桜井グラフィックシステムズは、スクリーン印刷機+箔押し機のラインを出展し、今回のIGASブースでは2023年のサクライスクリーンカレンダーの印刷実演も行う。
出展機は、全自動スクリーン印刷機+箔押し機「MS-102SD+LQM-105EVOLUTION」のライン。箔押し機のLQM EVOLUTION シリーズは、スクリーン印刷機とのライン化が可能。これにより新たな意匠性と箔に機能性を発揮させ、高品質なシルクスクリーン印刷の生産力が向上する。
サクライの箔押し機は、スクリーン印刷のUVニスを硬化させて“箔型”を作り、箔を熱圧着させるシンプルなシステム。微細なデザインを表現できることから新たなアイデアをカタチにして創出する提案が実現する。微細なデザインやフラットな表現、立体的な仕上がりなど、仕事の目的に合わせて様々な表現を演出できるので、製品デザインの幅が広がる。
IGASでは同社の2023年カレンダーを箔押し機LQM EVOLUTIONで製作。新たなデザイン表現の創造へスクリーン印刷機+箔押し機で付加価値を高める箔押しの微細な表現も全自動スクリーン印刷機+箔押し機「MS-102SD+LQM-105EVOLUTION」して配布する。
澤田章取締役東京営業部長・談
サクライはIGAS2022で全自動スクリーン印刷機MS―102SD(菊全判)と箔押し機「MS―102SD+LQM―105EVOLUTION」で微細な箔押しのデザイン表現を提案します。紙媒体の印刷が厳しい状況が続く中で、新たな付加価値と差別化により利益を出すことができるのがスクリーン印刷と箔押機のシステムです。
今までの箔押しで出せなかった微細なデザイン表現がスクリーン印刷機と箔押し機で可能になりました。印刷実演では来年のサクライカレンダーの印刷デモを行う。
通常の箔押しの金型では微細なデザインの箔押しが難しいのが現状です。しかし、サクライはスクリーン印刷のUVニスを硬化させて〝箔型〟を作り、箔を熱圧着させ、微細なデザイン表現を可能としました。特許技術の〝フラッシュビジョン〟の箔押しのトレーディングカードは世界的な人気を集めていますが、今回実演するカレンダーは、〝フラッシュビジョン〟の箔押し技術を生かしたカレンダーです。
オフセット印刷が縮小する中でサクライはスクリーン印刷で新たな市場を開拓しています。医療、自動車、電気、セキュリティー、ウェアラブルなど精密機器の回路などの機能製品の「試作特化型の受託生産」です。
サクライ岐阜工場にはクリーンルームが2棟あり、そこでお客様からヒアリングした仕様に合わせた製造ラインを構築し、初期投資なしで試作品の製作や受託生産を行えます。
お客様のニーズは、ご要望にあわせた機械のカスタマイズです。試作や受託生産を通し、お客様は最終的にカスタマイズされた製造ラインを購入することができます。
スクリーン印刷と箔押機のシステムは2019年から始まり、2020年から現在のEVOLUTIONシリーズになりました。箔押し専業者のほかに微細な箔押しを求められるスクリーン印刷会社やオフセット印刷会社に導入されています。
箔押しで新たな付加価値をIGAS2022でお見せします。サクライブースでお待ちしております。