東京インキ 10月21日出荷分からオフセットインキ製品全般の価格改定を実施
東京インキは10月21日出荷分から、オフセットインキ製品の価格改定を実施する。
オフセットインキの主原料である顔料・樹脂・溶剤・植物油は、世界的な景気回復により需給バランスが大きく崩れたことに安全・環境コストの増加も加わり、価格が高騰している。さらに、原油・ナフサ価格の高騰による容器など副資材が上昇し、人手不足を背景として物流コストも上昇を続けている。加えて、構造的な市場縮小が続き需要は年々減少を続け、生産コストは上昇を続けている。
このような状況の下、同社ではグローバル調達の推進による原材料調達の見直しや生産合理化を進め、コスト削減に取り組んでいるが、企業努力ではコスト上昇を吸収することは困難な状況だと判断し、安定した品質と供給責任を果たすため、価格改定の実施を決定した。
【価格改定 概要】
対象製品○:オフセットインキ製品全般
価格改定幅:オフ輪インキ 40~100円/kg
○○○○○○枚葉インキ 50~100円/kg
○○○○○○UVインキ 100~170円/kg
○○○○○○新聞インキ 30~80円/kg
○○○○○○
改定時期○:2021年10月21日 出荷分より